【イベントレポート】地方発の新商品を全国へ届けるには? Rocal Cross Talk vol.5に参加しました!
- 桜井 貴斗
- 3月5日
- 読了時間: 4分
更新日:3月30日

地方の特産品や新商品を全国展開するために必要な戦略とは何か?
2025年2月1日、福島県南相馬市の小高パイオニアヴィレッジで開催されたトークセッション「地方発の新商品を全国に - 地方発の新商品はどうやって広めていけばいいのか Rocal Cross Talk vol.5」で、各地で活躍するイノベーターと語り合いました。
本記事ではイベントで得た知見を振り返り、地方の商品を全国に届けるヒントをお伝えできればと思います。
株式会社HONEでは過去のセミナー資料、お役立ち資料、会社紹介資料がダウンロードできます。
目次
haccobaの挑戦:新ジャンル「craft sake」を広めるために
干し芋の新たな可能性:「RAKU RAKU OIMO」
Rocal Cross Talk(ローカルクロストーク)とは?

「ローカルクロストーク」は、地方で活躍するプレイヤーを招き、それぞれの地域での挑戦や成果、地元への還元について語り合うトークイベントです。各回で地域ごとの多彩なテーマが取り上げられてきました。

今回のテーマは「地方発の商品を、どのように全国へ広げていくか」です。主催の株式会社Rocal 北風和宏さん、haccoba -Craft Sake Brewery-の佐藤太亮さん、株式会社マクアケの宮田紗良さんとともに「地方×新商品開発」の可能性を熱く語った一夜でした。
地方発の商品を全国へ——事例と戦略
トークセッションでは、福島県南相馬市で酒造兼バーを立ち上げるクラウドファンディングを成功させたhaccoba -Craft Sake Brewery-の佐藤さんの事例をはじめ、クラウドファンディングの可能性と課題について話し合われました。
この記事では、haccobaやMakuakeのご紹介とともに、トークセッションでお伝えした成功のポイントをお伝えします。
haccobaの挑戦:新ジャンル「craft sake」を広めるために
haccoba -Craft Sake Brewery-の佐藤さんは、「craft sake(クラフト酒)」という新しいジャンルの確立に取り組んでいます。日本酒の発酵過程にビールの原料「ホップ」を加える手法は、東北の一部地域に伝わるどぶろく製法「花酛(はなもと)」をもとにしているそう。
しかし、日本酒市場はすでに確立されており、新たなカテゴリーの定着はそう簡単ではありません。
『craft sake』は、市場の認知度がほぼゼロの状態。そんななか、コロナ禍でクラウドファンディングの認知が高まったのは、私たちにとって追い風でした。(佐藤さん)
Makuakeで資金調達を成功させ、販路を拡大。販売店での試飲を積極的に実施し、実際に飲んでもらうことでリピーターを増やしながら、認知度を高めていったそうです。
干し芋の新たな可能性:「RAKU RAKU OIMO」

弊社の事例、「RAKURAKU OIMO」も、Makuakeを使ったクラウドファンディングで成功しました。
Makuakeでの応援購入では、ターゲットを属性ではなくオケージョン(機会)で分け、 ① 子どものおやつ、② 仕事中の間食、③ 無添加志向の人向け という3つの軸で、訴求ポイントを整理しています。
どんな場面で食べてもらうのか=オケージョンを考えることが大切。お酒の場合も、ペアリングやギフト需要をどう作るかがカギになります。(桜井)
今回のトークセッションでも、この事例を通じて、私が思う新商品開発のポイントをお伝えできたと思います。
▼RAKURAKU OIMOを含む新商品開発の共通項をマニュアル化してみました!
▼クラウドファンディング活用で考えたい「オケージョン」の要点はこちら
まとめ
この記事ではお伝えしきれないほど、クラウドファンディングと新商品開発に関する踏み込んだ内容が話し合われ、地域ブランディングに関わる方々のつながりも生まれました。
地方でのビジネス展開には独特の課題がありますが、戦略次第で全国へと広げることが可能です。今後も、各地域の挑戦に注目していきたいですね。そして、私自身も目の前の課題に立ち向かうための力を分けていただいたと感じています。
HONEのサービスについて
当社では、地方企業さまを中心に、マーケティング・ブランド戦略の伴走支援を行なっています。事業成長(ブランドづくり)と組織課題(ブランド成長をドライブするための土台づくり)の双方からお手伝いをしています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【記事を書いた人】

株式会社HONE
代表取締役 桜井貴斗
札幌生まれ、静岡育ち。 大学卒業後、大手求人メディア会社で営業ののち、同社の新規事業の立ち上げに携わる。 2021年独立。 クライアントのマーケティングやブランディングの支援、マーケターのためのコミュニティ運営に従事。
※本記事は一部AIを活用して執筆しています。
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