全国には、多様なプロジェクトや地域の課題解決に取り組む企業・団体が数多く存在します。現場での経験を通じて、地域に根ざしたアイデアの実現や社会貢献をしたい方には魅力的な機会です。
この記事では、インターンシップを通じたまちづくりの魅力やインターン先の見つけ方を紹介します。自分の興味や将来像に合ったプログラムを見つけ、地域社会にインパクトを与える第一歩を踏み出しましょう!
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目次
地域課題の調査・分析
地域プロジェクトの企画・運営
地域住民とのコミュニケーション
地域に貢献し、社会をより良くする実感が得られる
幅広いスキルを磨くチャンスがある
地域や人との深いつながりが築ける
キャリアを考えるきっかけになる
行政機関でのインターン
NPO法人でのインターン
民間企業でのインターン
(番外編)地域おこし協力隊
大学やキャリアセンターの情報を活用する
まちづくりに特化した企業や団体のウェブサイトをチェック
SNSやイベントで情報をチェック
まちづくりに関するインターンって何をするの?
まちづくりに関するインターンシップでは、参加した事業が掲げるビジョン・ミッションにもとづいて、地域の課題解決に取り組んでいきます。調査分析からプロジェクトの企画・推進まで幅広い体験ができる点で、他業種のインターンとは違うと言えるでしょう。
地域課題の調査・分析
地域には人口減少や高齢化、経済の停滞など多様な問題が存在しています。そのためには地域課題の正確な把握が解決策を考える第一歩となります。
地域住民や関係者へのインタビュー、アンケート調査、データ収集など、地域の現状や特性の理解からはじめてみることをお勧めしています。地域の歴史や文化、経済状況、社会背景を考慮しながら課題の根本原因を探ることで、より適切な解決策を提案する力を養っていきます。
こうした調査・分析は、地域プロジェクトの企画運営のみならず、実効性の高い施策立案をするための基盤となります。地域課題に向き合い、解決策を模索する経験は、社会貢献だけでなく、今後のキャリア形成に大きな影響をもたらすと思います。
地域プロジェクトの企画・運営
地域のニーズを把握した後は、データに基づくプロジェクト立案です。地域住民や関係者とのヒアリングを通じて、課題解決の糸口を模索するプロセスは非常にやりがいがあります。
企画段階では、アイデアを具体化し、予算やスケジュールを考慮して実現可能なプランを作成します。地域特性・文化を尊重する姿勢と、密な連携が成功の鍵です。
運営段階では、プロジェクト参加募集や広報、イベント運営など戦略に基づいてを実行します。地域住民と協力しながら活動を進めることで、実践的なスキルを磨き、地域に根ざした取り組みがどのようなものか理解が進むはずです。
これらは自身の成長を促す貴重な経験になると思います。
地域住民とのコミュニケーション
地域の課題を理解し、解決策を見出すためには、地域のみなさんから直接話を聞くことが不可欠です。インターン生は、地域のイベントやワークショップに参加し、住民との対話を通じて彼らの潜在的なニーズや意見を収集します。このプロセスは、地域の特性や文化を深く理解する貴重な機会となります。
また、地域住民とのコミュニケーションを通じた信頼構築も重要です。住民が自らの意見を表現できる場を整えれば、地域の協力が得られやすくなり、地域の人々との絆が強くなります。
地域住民とのコミュニケーションは、インターン生自身の成長にもつながります。異なるバックグラウンドを持つ人々との交流は、柔軟な思考や問題解決能力が養われ、将来のキャリアにおいても大いに役立つはずです。地域の方々とのコミュニケーションは、まちづくりで欠かせない大切な要素と言えると思います。
まちづくりに関するインターンの魅力
人口減少、少子高齢化はほとんどの市町の課題ですが、地域資源と環境は様々です。「生まれ育った町」「思い出深い町」など、自ら選んだ町の事業でインターンに参加したとき、得られる魅力は大きく4つあります。
地域に貢献し、社会をより良くする実感が得られる
地域課題を理解し、解決策を地域のみなさんと一緒に考えることで、地域全体にポジティブな影響があると考えられます。例えば、高齢化問題や若者の流出への対策として、具体的なプロジェクトの立ち上げや、地域住民とのイベント企画ができれば、その地域の親密度は高まるはずです。
幅広いスキルを磨くチャンスがある
幅広いまちづくりのインターンシップでは、さまざまなスキルが身につきます。単なるアイデア出しだけではなく、実現するための具体的な手法や知識が求められるのがまちづくりです。
例えば、地域課題の調査や分析を通じて、データ収集や統計解析のスキルを学ぶ必要性が出てきます。問題の本質を理解し、効果的な解決策を提案する力が養われます。
地域プロジェクトの企画や運営によって、プロジェクトマネジメントやチームワークの重要性を学べます。まちづくりは計画力や予算管理、スケジュール調整などの実践的なスキルが求められるからです。
さらに、地域住民とのコミュニケーションを通じて、対人スキルやプレゼンテーション能力も向上します。これらのスキルはさまざまな職業で求められるので、どんな仕事をするにせよ必ず役立つはずです。
地域や人との深いつながりが築ける
まちづくりに関するインターンは、その地域に住む人との深いつながりを築ける点も魅力のひとつです。地域プロジェクトへの参加によって、住民や関係者と直接関わり、地域の文化や価値観を理解し共感できます。特に、課題解決に向けた取り組みを通じて信頼関係を築けるのは、インターンならではの貴重な体験です。
地域のイベントや活動への参加は、地元の人々と共に過ごす時間を増やし、自然と絆を深めます。地域の一員としての意識が芽生え、自分自身の成長にもつながると考えられます。
キャリアを考えるきっかけになる
単なる職業体験にとどまらず、自分のキャリアを見つめ直す貴重な機会です。地域に住むさまざまな世代の方々と交流する中で、自分がどのような分野に興味を持ち、どのようなスキルを活かせるのかを深く考えるきっかけができます。
また、インターンを通じて得た経験や知識は、将来の職業選択において大きな影響を与える可能性があります。社会的な問題に対する関心が高まったり、特定のスキルを磨いた経験がその分野でのキャリアを考えるきっかけになったりします。さらに、インターンシップを通じて築いた人脈がきっかけで新しい取り組みに誘われるなど今後の就職活動やキャリア形成に影響する可能性も大いにあるはずです。
まちづくりに関するインターンの種類
まちづくりインターンにはさまざまな種類があり、それぞれ異なるアプローチで地域社会に貢献する機会を提供しています。どれも地域に密着した活動で、参加者は実践的な経験を通じて貴重なスキルや知識を得られるでしょう。
今回は、4つのインターンの種類をご紹介します。
行政機関
行政機関でのインターンシップは、地域の課題解決や政策に関わる貴重な経験を提供します。調査や施策の効果分析を通じて地域ニーズを把握し、イベントや会議への参加で住民や団体と連携を深める機会も豊富です。これにより地域の実情を理解し、より良い社会づくりへの視点を養え、将来のキャリアにも有益で地域づくりに関心のある方には行政視点を学ぶ機会となります。
NPO法人
NPO法人でのインターンシップは、地域社会に密着した活動を通じて実践的な経験を積む貴重な機会です。地域の課題に応じたプロジェクトに参加し、住民との対話やイベント運営を通じて課題解決の力を養えます。
多様な人々と関わることで異なる価値観に触れ、自己成長にも繋がり、地域の人々と信頼関係を築ける点も魅力です。
民間企業
民間企業でのまちづくりインターンは、地域課題解決に取り組む貴重な経験が得られる機会です。地域資源を活用した商品開発や観光振興のマーケティング戦略など、具体的なプロジェクトに参加し、課題解決力を養えます。
ビジネス視点から地域を考える力や経営戦略・マーケティング手法を学ぶことで、経営を踏まえたまちづくりを知る経験になると思います。
(番外編)地域おこし協力隊
地域おこし協力隊は、地方自治体が地域活性化を目的に都市部から地方へ人材を招き、課題解決に取り組む制度です。農業や観光、地域資源の活用、イベント企画など多岐にわたる活動を通じ、地域の特性を活かしたプロジェクトに参加できます。
地域住民との交流で文化や歴史を深く理解しながら、実践的スキルを身につけることができる点が魅力です。また、地域に根ざした活動を通じて、住民にとって頼れる存在となり、課題解決に貢献しつつ自身の成長を実感できます。
まちづくりに関するインターン探す方法
まちづくりのインターンを探すには、いくつかの効果的な方法があります。まず、大学のキャリアセンターや地域貢献活動の情報を活用しましょう。大学に届いた説明会やセミナーなど、興味のあるプロジェクトを見つけることができます。
プロジェクト応募の前には必ず、NPO法人や行政機関、企業のウェブサイトを確認しましょう。募集要項や仕事内容が詳しく掲載されているため、応募前にしっかり確認すべきです。また、SNSや地域イベントを活用すると、最新情報を得たり、関係者と直接話す機会が増えます。
大学やキャリアセンターの情報を活用する
大学やキャリアセンターはインターン探しに欠かせないリソースです。多くの大学では、地域貢献型プロジェクトやインターン情報を提供しており、セミナーや説明会を通じて学生の興味に合ったプログラム探しをサポートしています。
さらに、教授やゼミの仲間から得られる情報も重要です。教授は地域課題のプロジェクトに関わることが多く、具体的な経験談や推薦先を教えてくれる場合があります。同じ志を持つ仲間と情報交換すれば、選択肢がさらに広がります。自分に合ったプログラムを見つけ、地域社会に貢献する第一歩を踏み出しましょう。
まちづくりに特化した企業や団体のウェブサイトをチェック
関連企業・団体の公式ウェブサイトは、まちづくりに関するインターン探しにおいて重要な情報源です。これらのサイトでは、最新の募集情報や具体的なプロジェクト内容、応募条件が詳しく掲載されています。過去のインターン体験談やプロジェクト成果も紹介されている場合が多く、活動内容や雰囲気を知る良い手がかりになります。
地域密着型の企業や団体は、特性やニーズに応じたユニークなプロジェクトを展開しているため、自分の興味やキャリアに合ったインターンを見つけやすいのも魅力です。
SNSやイベントで情報をチェック
まちづくりに関するインターンシップを探す際、SNSやイベントは非常に有効な情報源です。最近では、企業や団体がSNSでインターンシップを募集しますので、フォローしておけば最新情報を逃しません。ハッシュタグを活用すれば、同じ興味を持つ人々とつながりやすくなるでしょう。
また、地域で開催されるイベントやセミナーでは、実際にまちづくりに関わる人々と直接会話でき、インターンシップの詳細や雰囲気がわかります。
まとめ
まちづくりインターンは、地域の課題解決に貢献しながら、実践的なスキルを身につける貴重な機会です。地域の特性やニーズを理解し、住民とのコミュニケーションを通じて、より良い社会を築くためのアイデアを実現することが求められます。
これからまちづくりに関わるインターンを探す方は、大学やキャリアセンターの情報を活用したり、特化した企業や団体のウェブサイトをチェックすることをお勧めします。SNSやイベントを通じての情報収集も有効です。地域社会にインパクトを与える第一歩を踏み出し、充実したインターンシップを体験できるはずです。
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