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執筆者の写真桜井 貴斗

地域活性化に役立つまちづくり本8選 先駆者の実例から学べ


地域活性化に役立つまちづくり本8選 先駆者の実例から学べ

地元のまちづくりに関わってみたい!これから地域づくりを学びたい方へおすすめしたい先駆者の本をご紹介します。日本全国、地域の課題は似ているようで違うもの。具体的に何をすれば良いのかわからないときに役立つ本を集めました。


目次




組織ごとに違う「まちづくり」のアプローチ


まちづくりは、地域の特性や課題に応じてさまざまな組織が取り組むテーマです。組織が持つ特性や役割を理解すれば、自分と近しい立場にある先駆者の参考事例を集めやすくなります。まちづくりに取り組む組織の特徴とアプローチの違いをまとめました。



民間企業


民間企業のまちづくりへのアプローチには、以下のような特徴があります。


  • 利益重視:ビジネスモデルの構築と収益性を重視。

  • 効率性:迅速な意思決定と効率的な実行が可能。

  • 革新性:新しいアイデアや技術を積極的に導入する傾向がある。

  • 資金力:企業規模によっては、大規模プロジェクトを実施できる資金力がある。


地域産業や環境への影響を見据えて事業を展開します。CSR目的でまちづくりに取り組む企業もあるでしょう。



大学・教育機関


大学や教育機関のまちづくりへの関与には、以下のような特徴があります


  • 研究基盤:学術的な研究と理論にもとづいたアプローチを取る。

  • 人材育成:将来のまちづくりを担う人材の育成に貢献。

  • 中立性:比較的中立的な立場から地域の課題に取り組む。

  • 長期的視点:短期的な成果よりも、長期的な影響を重視する傾向がある。


学生サークル、研究室など、学生の成長も見込んでまちづくりに取り組みます。利益や成果にとらわれない自由な発想で取り組むケースが見られます。



自治体


地方自治体のまちづくりには、以下のような特徴があります:

  • 公共性:地域全体の利益を考慮する。

  • 法的権限:条例制定や都市計画などの法的権限を持つ。

  • 予算:税金を基にした予算を活用する。

  • 継続性:長期的な視点で施策を実施する。


まち全体の公益のために事業を計画します。国、県からの指示で事業を考えるケースも見受けられます。地域の多くの人がメリットを享受できるよう取り組みがちです。



NPO・ボランティア


NPOやボランティア団体のまちづくり活動には、以下のような特徴があります:

  • 市民主導:地域住民の声を直接反映しやすい立場にある。

  • 柔軟性:小規模で機動力があり、柔軟な対応が可能。

  • 専門性:特定の分野に特化した専門知識を持つ場合がある。

  • ネットワーク:多様な主体との協働やネットワーク構築に長けている。


まちづくりに関心が高い、積極的なボランティアが取り組むケースです。予算が少なくてもできる事業規模から、助成金・補助金を活用した大々的な事業までさまざまです。


日本中のさまざまな地域で、立場も年齢も違う先駆者の方々がまちづくりに取り組んでいます。これらの本を通じて、地域の課題を解決するための第一歩を踏み出しましょう。




初心者におすすめのまちづくり本


まちづくりに興味があるけれど始め方がわからない、これから学びたい方におすすめしたいタイトルをご紹介します。



銭湯から広げるまちづくり: 小杉湯に学ぶ、場と人のつなぎ方



(Amazon 説明文より引用) 銭湯の常連たちがつくったシェアスペース「小杉湯となり」。銭湯のようにほどよい距離感で多様な暮らしが持ち寄られ、関わる人の主体性で居心地が保たれている。20~80歳の約50人による世代を越えた運営から、エリアの空き家を活用した拠点づくりまで、半径500m圏内の地域資源をつなぐ空間・組織・事業のヒント。


地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門


(Amazon 説明文より引用) 「補助金が地方のガンなんや! 自分らの手で稼ぐ、それ以外の方法で再生なんかありえへん」 地方衰退の「構造」とビジネスでの「変革手法」がストーリーで一気にわかる! 札幌・盛岡・女川・山形・福井・甲府・熱海・勝川・城崎・小倉・長崎・熊本・鹿児島… 全国各地の「未経験者」400名が実践したノウハウを大公開!


コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる


(Amazon 説明文より引用) 現在もっとも脚光を浴びる時代の旗手が、「自分たちの、自分たちによる、自分たちのための」まちづくりの方法と魅力を一挙公開!



地域政策を考えるまちづくり本


地域政策はマクロな視点で、データや理論に基づいた判断が不可欠です。多角的に課題を捉え、数十年から100年先まで見据えたまちづくりを考えるときにおすすめしたい本をまとめました。



まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか


(Amazon 説明文より引用) なぜ、地方が衰退するのか。地域再生は挫折するのか。 本書は、地方の最前線で長年地域おこしを見続けてきた著者による、幻想を打ち破り、ほんとうに地域が立ち直るための「本音の」まちづくり論です。地元の悪しき習慣から、行政との間違った関係性、「地域のために!」という情熱を注ぐ事業のブラック化など、豊富な事例をもとに明かします。読んだあとに、行動を促す1冊をめざします。



持続可能な地域のつくり方――未来を育む「人と経済の生態系」のデザイン

(Amazon 説明文より引用) 土(コミュニティ)、陽(ビジョン)、風(チャレンジ)、水(教育)。 地域の生態系をしなやかに再生する。 一過性のイベントやハコモノ頼みの施策ではなく、 長期的かつ住民主体の地域づくりはどうすれば可能なのか? SDGs(持続可能な開発目標)の考え方をベースに、 行政・企業・住民一体で地域を着実に変えていく方法を ソーシャルデザインの第一人者がわかりやすく解説。



地方創生大全

(Amazon 説明文より引用) 日本一過激な請負人のノウハウを1冊に凝縮した、日本一まっとうなガイドブック。 地方が抱える問題を「ネタ」「モノ」「ヒト」「カネ」「組織」の5つに体系化。 28もの「問題の構造」を明らかにし、明日から取り組める具体的な「再生の方法」を提言する。




高校生に読んで欲しいまちづくり本


生まれ育った地域を変えたい! そんな、まちづくりに興味を持った高校生・大学生に読んでもらいたい本を選びました。自分自身の生き方を考えるとき、役に立つのは先に歩んだ人々の人生です。最近では大学生起業家がまちづくりの課題に取り組む例も少なくありません。ぜひ参考にしてみてください。



わたしのコミュニティスペースのつくりかた: みんとしょ発起人と建築家の場づくり


(Amazon 説明文より引用) イメージづくりからオープン準備、運営までの困りごとにQ&Aで答えるほか、民営図書館「みんなの図書館さんかく」、地域の文化複合拠点「ARUNŌ」の完成までのストーリー、全国のコミュニテイスペース運営者の体験談、企画や予算、契約、宣伝、取材対応、事業の継続性までのハウツウなど盛りだくさんの内容です。


ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている


(Amazon 説明文より引用) 地域で自ら仕事をつくる「ローカルベンチャー」。 発祥の地は、人口わずか約1500人の岡山県・西粟倉村だ。 この村で2009年に『西粟倉・森の学校』を起業し、現在は「ローカルベンチャー」をサポートする事業などを行う『エーゼロ』も経営する著者。 二社の売り上げは、合計5億8千万円(2017年)となっている。 本書では、これまでの軌跡とその哲学、地域経済への思いなどを紹介。 地域で起業した「ローカルベンチャー」たちや、地域で熱く活動する自治体職員の物語も収録している。




HONE 桜井が取り組むローカルプレイヤーズとは?


ローカルプレイヤーズ

私、桜井が優秀なメンバーとともに始めた非起業家のための地域プロデューサー育成スクール「ローカルプレイヤーズ」は、まちづくりに興味がある方の背中を押すプロジェクトです。


ローカルプレイヤーズは、「起業することだけが地域のためになることじゃない。」をテーマにした、非起業家のための地域プロデューサースクールです。地域貢献したい思いを持つ方が、地域をプロデュースするために必要な知識を体得できます。


スクールを卒業した“地域プロデューサーたち”、すなわち“ローカルプレイヤーズ”が、それぞれの地域で活躍して、より地域が盛り上がる社会を目指したい! まちづくりを加速する学びの詳細は、ローカルプレイヤーズ公式サイトをご一読ください。


▼詳細はこちら




資料ダウンロード「ゼロから始める地方マーケティング」


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地方マーケティングの第1歩として、なぜ地方にマーケティングが必要か?地方企業のビジネスモデルや考え方の違い、実績/事例紹介(ほしいもプロジェクト・ブロッコる?プロジェクト)を紹介するセミナーを実施しました。その配布資料を無料公開中です。





まとめ


地域活性化に向けたまちづくりは、それぞれの組織や団体が独自の視点で取り組んでいるのが現状です。


各組織、団体が置かれている立場や事例を知り、戦略の幅を広げましょう。そして、これらのリソースを活用し、わが町の課題に向けたアプローチを見つけることが、持続可能な地域活性化の鍵となるはずです。




HONE社では地方のマーケティング課題に向き合っています


当社では地方企業さまを中心にマーケティング・ブランド戦略の伴走支援を行なっています。事業成長(ブランドづくり)と組織課題(ブランド成長をドライブするための土台づくり)の双方からお手伝いをしています。


私がこれまで会得してきた知識・経験を詰め込んだブランド戦略サポートプランでは全5回でマーケティングの太刀筋を学べるものになっているため、ご興味ある方はご検討いただけたらと思います。




その他、マーケティング・ブランディングに関する無料壁打ちも受付中です。お気軽にどうぞ!




最後までお読みいただき、ありがとうございました。


 

【記事を書いた人】

地域活性化に役立つまちづくり本8選 先駆者の実例から学べ

株式会社HONE

代表取締役 桜井貴斗


札幌生まれ、静岡育ち。 大学卒業後、大手求人メディア会社で営業ののち、同社の新規事業の立ち上げに携わる。 2021年独立。 クライアントのマーケティングやブランディングの支援、マーケターのためのコミュニティ運営に従事。


※本記事は一部AIを活用して執筆しています。


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